「人に嫌われたくない、、」そう思えば思うほど、相手との関係がうまくいかなかった、うまくいかなくなってしまったという経験はありますか?
そういった経験がある方、興味がある方は読み進めてみてください^^
「嫌われたくない」と思うほど
関係がうまくいかない理由
❶「嫌われたくない」という気持ちがもたらす逆効果
人間関係において「嫌われたくない」と思うのは自然な感情です。
しかし皮肉なことに、その気持ちが強ければ強いほど、関係はぎこちなくなりやすいのです。
なぜなら「嫌われたくない」という意識は、脳にとって “脅威” のシグナル だからです。
脳には「扁桃体」という部位があり、不安や恐怖を検知すると即座に反応します。
例えば、
- ライオンが襲ってきたとき
- テストで答えが出てこなかったとき と同じように、
「人に嫌われるかもしれない」も脳にとっては“危険”。
すると扁桃体が作動し、
- 相手の表情や声色に過敏になる
- 自然な自分を抑えてしまう
- 会話が不自然になる
といった行動につながります。
結果として、相手からは「距離を感じる」「何か隠している」と受け取られ、関係がスムーズにいかなくなるのです。
❷頭の中のイメージが行動を決める
NLP(神経言語プログラミング)では、私たちの思考は「頭の中のイメージや言葉」に大きく左右されると考えます。
「嫌われたくない」と考えると、無意識に「嫌われているシーン」を想像してしまいます。
- 断られる
- 冷たい態度をされる
- 無視される
このイメージが脳にインプットされると、行動もそれに影響を受けてしまい、結果的に「恐れていた状況」を引き寄せやすくなるのです。
👉 これを心理学では「自己成就予言(セルフ・フルフィリング・プロフェシー)」とも呼びます。
図にすると、この流れは非常にシンプルです。
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つまり、「避けたいこと」を強く意識することで、その現実を自分でつくり出してしまうのです。
■ではどうすればよいのか?
ポイントは「意識の方向を変える」ことです。
心理学的にも、NLP的にも、人は「避けたいこと」より「実現したいこと」に意識を向けたほうが望む結果を得やすいとされています。
- ❌ 嫌われたくない
- ⭕ 心地よい関係を築きたい
- ❌ 失敗しないようにしよう
- ⭕ 今できる精いっぱいを取り組んでみよう
NLPではこの切り替えを「リフレーミング(枠組みを変える)」と呼びます。
同じ状況でも「嫌われないため」ではなく「良い関係を育てるため」と捉えるだけで、行動や雰囲気が自然に変わっていきます🌻
■まとめ
- 「嫌われたくない」という思考は脳にとって“脅威”であり、警戒モードを引き起こす
- その結果、行動が不自然になり、関係はかえってぎこちなくなる
- NLPでは「頭の中のイメージや言葉」が行動をつくると考えられている
- 解決策は「嫌われないように」ではなく「良い関係をつくる」方向に意識をシフトすること
💡 人間関係をスムーズにするコツは、恐れに意識を向けるのではなく、「どうありたいか」にフォーカスすることです。
最後まで読んでくださりありがとうございました^^
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また次回お会いしましょう✨
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