【頑張ったら疲れる人】VS【頑張っても疲れない人】

こんばんは^^

今日は私が長年抱えてきた課題というか、どうやったら攻略できるのかを考え続けていた内容について、ようやくまとめることができるようになったので書くことにしました。

もし、タイトルが気になった方は読み進めてみてください☺

ちょっと長くなってしまったので、休み休み読んでくださいませ~!


私は社会人になって、「楽しい気持ち」と、「もっと周りの人の役に立ちたい」「もっと成長したい」などの気持ちからとにかく色々なことを頑張っていました。

ですがある一定期間頑張ると、どっと疲れてしまい急に起き上がれなくなったり、休みの日遊びに行きたい気持ちはあるのにベットで1日が終わってしまう、、という日もありました。

やらなきゃいけない仕事がたくさんあるのに、身体が動かない・気持ちが付いてこない、頭と身体が一致していないと感じる日が増えていきました。

周りにいる尊敬する上司・先輩方は私の何倍もの仕事量を抱えながらもイキイキ働いている姿を見て居たり、それだけの仕事を抱えながら、休みの日は旅行に行ったり、キャンプをしたりと大充実しているのをみて「自分とは何かが違う」と思っていました。でも、何が違うのか分かりませんでした。

そう、私はこの時【頑張ったら疲れる人】になっていました。

頑張ったら疲れる人の特徴

頑張りすぎると疲れる理由、主な3つ

1. ストレス反応の過剰活性化

2. 自己コントロール資源の消耗

3. 完璧主義や義務感からの動機づけ(内発的 vs. 外発的動機)

順番に解説していきます。

まず、1ストレス反応の過剰活性化。

私たちが頑張る時、脳は交感神経を活性化させアドレナリンやコルチゾールなどのホルモンを分泌します。

これは一時的には集中力やパフォーマンスを高める効果がありますが、長期間続くと心身の疲労や不調を招きます。

長期間交感神経が優位の状態が続くと、睡眠の質が低下したり回復がうまくいかなくなり自律神経の乱れにつながります。

2.自己コントロール資源の消耗

これは心理学者ロイ・バウマイスターさんが提唱した理論で、

【人は自己制御(我慢・努力・集中など)に使える「心のエネルギー」が限られている】とされます。

ずっと頑張り続けていると、このリソースが枯渇し、疲労感や意欲低下を感じやすくなります。頑張ることが複数重なるとしんどくなる、頑張りが続かないということが起きます。

その結果、頑張り続けて心のエネルギーが切れると感情のコントロールや意思決定が難しくなります。(私はこれを経験しました)

頑張らないといけない・やらなきゃいけないのに頑張れない、身体が動かない。と、もどかしい気持ちになったことがあります><

3.完璧主義や義務感からの動機付け(内発的VS外発的)

「やらなきゃ」「もっとやらないとダメ」という

外発的動機(義務や他者からの評価のため)で頑張ると、楽しさや達成感を感じにくく、疲れやすくなります。対照的に、自分の価値観や好奇心からくる内発的動機で行動していると、持続しやすく疲れにくいです

これも経験あります。責任者だからとか、喜んでもらいたいから、といった義務や周りの人の期待に応えるために動くと、心理的なプレッシャーが強くなり、いつも疲弊していました。この状態に陥るとやりがいや、楽しさなどはなく責任感で動いている感じでした。

この状態で走り続けるとやがて燃え尽き症候群みたいに、何もしたくない、何も考えられないという状態に陥ることがあります。

では、反対に頑張っても疲れない人とはどんな人でしょうか。

頑張っても疲れない人とは?

頑張っていることにはなにも変わりないのに、いくらでも頑張れる、それでいて全然疲れない人はどんな特徴があるかをみてみましょう。大きな違いは3つ。

1. 内発的動機づけが強い

2. セルフコンパッション(自己への思いやり)が高い

3. マインドセットが「成長志向(グロース・マインドセット)」

まず、1. 内発的動機づけが強いこと。

「やらされてる」「やらなきゃいけない」ではなく、自ら興味を持って取り組むことで心理的負担が大幅に軽減します。

自分が好きなことに没頭しているときって、あっという間に時間が過ぎませんか?あれと同じ感覚です。ただ仕事となると、もちろん自分がやりたいことだけをやるわけにはいきません。

ここで大切になってくるのは、自分がやるべき仕事をいかに自分が好奇心を持って取り組めるか?そのための視点の切り替えです。

例えばあなたが家を訪問販売する営業の仕事としているとします。

「高価な家が訪問販売で売れるわけないでしょ・・・」

「このご時世で一軒家を買う人なんて絶対いない。時間の無駄。」

「訪問したときにお客様に嫌な顔されるの嫌だな・・・」

そう思っているときは、この仕事はあなたにとってやりたくない仕事になっているかもしれません。仕事は同じでも考え方を変えると、自らの受け取る印象も大きく変わります。例えば、

「一軒家に住むことで隣の家の物音を気にせず、より家族と関わる時間が増え幸せになるかもしれない。」

「ただ家を売るだけではなく、この方たちが幸せな時間を過ごす空間をご提案させていただいているんだ。」

そう考えると、自分がしている仕事ってなんだかすごく素敵に聞こえませんか?だって家が売れるごとに幸せな家族が世の中にどんどん増えていくってことになります。仕事をすぐにかえることは難しいけれど、こんな風に自分の考え方を変化させ仕事に取り組むことで心理的負担が大きく減少します。

2. セルフコンパッション(自己への思いやり)が高い

これはシンプルに疲れたら休む、ということです。もちろん頑張れるときはどんどん頑張りましょう!(=成長しちゃいましょう)

ただ、体調が良くない日とか、なんだか気持ちが下がり気味な時に無理をしすぎる必要はないのです。

自分一人でどうにもならないときは仲間や家族に相談する。「手伝うよ」と声をかけてくれたら素直に助けてもらう。(その代わり自分が元気な時は周りの人をサポートする)

生きるということは支え合いです。持ちつもたれつです。

私も昔は自分の体の声を無視して頑張っていましたが、そういう時は必ず体調を崩していました。早めに対応すれば早めに回復できますよ。

3. 成長志向(グロース・マインドセット)

これもとらえ方の話になりますが、

失敗=成長 とか、

苦労=学び など、

ネガティブな印象を持っていることに対してそのプラスの一面に目を向けるということです。

いかに自分がやる気を持ち、前向きに取り組めるか?が1番大事。どうせなら自分のテンションが上がるような名前をつけちゃいましょう♪

長くなってしまいましたがここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!これは私自身長年模索してきた内容の1つです。

ようやく、休むこと、頼ること、とらえ方を変化させることが意識しなくてもできるようになってきました。これができると、ものすっごく気持ちと身体が楽になります。

自分が本当にやりたいことに時間や情熱を注げるようになります!

私は自分に合った方法を見つけるまでに時間がかかったので、もし今同じようなことで悩んでいるというかたいらっしゃいましたら気軽にコメント、DMください^^


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コメント

“【頑張ったら疲れる人】VS【頑張っても疲れない人】” への2件のフィードバック

  1. 伊藤あすかのアバター
    伊藤あすか

    タイトルが気になっていつもより熟読しました!
    共感&納得ばかりで何度も頷きました!
    私は多分、もう少しセルフコンパッションが上手くなれたらもっとさらに人生が楽しめるんだろうなぁと思いました
    (その代わり自分が元気な時は周りの人をサポートする)
    生きるということは支え合いです。持ちつもたれつです。の部分が素敵でした!
    自分も支える代わりに助けてもらう時は素直になればいいんだと思えました

    またブログ楽しみしてます!

    1. kanrishaのアバター
      kanrisha

      あすか~コメントありがとう♡嬉しい^^
      あすかはもう既にそこに気が付いているんだね~。(いつも思うけどほんとすごい‼)
      もっともっと肩の力抜いてリラックスしつつ、自分のやりたいことを楽しめるようになっていく姿がみえる✨

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